n=1の経験が紡ぐエンジニアリングマネジメントの可能性
エンジニアリングマネジメントに銀の弾丸は存在しないと私は考えています。人や組織の構成が異なるため、どこにでも通用する手法が存在しないのです。一方で、企業や組織が異なったとしても、ある文脈で有効だった手法や経験は、一見個別に見えても、誰かの状況で共鳴する要素が必ず含まれています。本セッションでは、エンジニアリングマネジメントの多様性を受け入れつつ、いかにして他者の経験から学び、自身の実践に活かすことができるのかを探ります。実体験を交えながら、エンジニアリングマネージャーという役割が持つ可能性と、それを最大限に引き出すためのアプローチについて考えます。
岩瀬 義昌(Yoshimasa Iwase)
大手通信事業者にて、大規模IP電話システムの開発、内製、アジャイル開発、人事などの業務に従事後、現在はGenerative AI Project の Leaderを務める。『エンジニアのためのドキュメントライティング』『エレガントパズル エンジニアのマネジメントという難問にあなたはどう立ち向かうのか』『エンジニアリングが好きな私たちのための エンジニアリングマネジャー入門』を翻訳。エンジニアに人気のポッドキャスト『fukabori.fm』も運営。